【奈良】依水園の庭園と縁側と抹茶
前回の吉城園の次に、この日の一番の目的の依水園に行ってきました。
ゆっくり写真を撮りたい方は平日の開園時間に合わせて入るのがオススメです。
貸し切りの縁側に座って抹茶でいっぷくしてきました。
*依水園とは
*開園時間
*アクセス
*回遊式庭園
*縁側
*東福寺
依水園とは
こちらも吉城園と同様に、奈良県民の方にもあまり知られていない庭園だそうです。
山水の景色を映して作られた回遊式庭園です。
前園と後園の二つに分かれており、後園は若草山と東大寺南大門を借景にしている贅沢な眺めになっています。
ガイドブックに載ってるだけあって外国人もちらほら見かけました。
併設されている美術館や抹茶を飲む時間を合わせると、1時間半ほどゆっくりまわったと思います。
入ってすぐの三秀亭。
中でお茶が飲めるそうですが、残念ながらまだ営業時間前でした。
開園時間
開園時間:9時~16時半まで(入園は16時まで)
休園日:毎週火曜日(4,5,10,11月は無休。年末年始は休園)
火曜が祝日の場合は開園で水曜が休園。
入園料金:一般900円、大学生810円、中・高生500円、小学生300円
アクセス
隣の吉城園のすぐ隣です。
駅からのアクセスは前の記事の「吉城園」にまとめています。
回遊式庭園
前庭と後庭に分かれており、途中で茶室などもありました。
開店時間前だったので、残念ながら素通り。
挺秀軒という茶室です。
丸い窓が目を引きます。
みごとなかやぶき屋根。たぶん。
雨が降っても良い雰囲気な気がします。
小さな看板が立っていました。
茂ると一面緑色になるんでしょうか。
思っていたよりいろんな場所でモコモコの苔が生えていました。
後園の一部
後ろを振り返ると大きな庭園が広がっています。
向こうには若草山も見えました。
石の階段を上ったり。
水車を見つけたり。
人の背丈くらいある石も見つけました。
右手に小さな滝があってとても涼しかったです。
ちょうど滝を見に行きたいと思っていたので一石二鳥な気分でした(笑)
たぶんツツジ。
花ショウブだと思う。
ショウブと言えば小田原城もすごく綺麗だそうなので、またの機会に行ってみたいです。
氷心亭というらしく、ここで景色を眺めながら抹茶が頂けます。
インターホンでらくらく呼び出し。
横の道を通って引き返します。
この静かな雰囲気がなんとも良い感じ。
ここのガラス戸も近くで見ると波打っていました。
吉城園にあった手打ちガラスに近い物なんでしょうか。
出口までやってきました。
秋の紅葉の季節に来ても楽しめそうです。
縁側
ちょうど開店時間になったようでお茶屋さんが開いていました。
開店直後なのでお客さんは誰もおらず貸切状態。
抹茶とらくがんのセットを頼みました。
おいしそう。
待っている間に依水園の写真集も見せていただいだので、それを眺めながら抹茶をすすりました。
広々していてゆっくりできます。
抹茶を飲みながら縁側からの景色。
ちょっと変わった天井でした。
なにかの植物を編んで作っているそうです。
睡蓮の季節。
綺麗な器だったのでつい一枚。
東福寺
依水園を出て、徒歩10分ほどで興福寺に着いたのでついでに観光してきました。
仏像はあまり詳しくないのですが・・・国宝だということで、東金堂の薬師如来像や十二神将や月光菩薩と日光菩薩を見てきました。
せっかくなので国宝館のチケットも一緒に購入。
館内は撮影禁止だったので写真はありませんが、金剛力士像や千手観音菩薩立像などは特に迫力があるのでぜひおすすめです。
三重塔や南円堂も見てきました。
三重塔は鎌倉時代初期に建て直されたもので、興福寺の中でも最古の建物だそうです。
平日でも修学旅行生がけっこう来ていて賑わっていました。
水面に映る五重塔は奈良八景のひとつなんだとか。
奈良は普通に鹿がいるのがおもしろいと思います。
観光客がきゃーきゃー言って写真を撮っても全く動じず。
ペコッとお辞儀をしてエサをもらっている様子がかわいかったです。